コラム

初任給、どう使う?
新社会人の「最初のお金」とNISAの話

はじめての給料、どう使うのが正解?——結論、全部を投資に回す必要はありません。「使う・守る・育てる」の3分割と、新社会人がNISAを“焦らず”始めるための順番を、やさしく整理します。

コラム読了 約6分最終更新:2026年7月
先に結論

初任給は「使う・守る・育てる」に3分割。記念に使うお金も大切に、まず生活防衛資金の第一歩を、NISAは月3,000円程度の少額からで十分。金額より「給料日に自動で動く仕組み」を作ることが、一生モノの財産になります。

まず、おめでとうございます

はじめての給料。最初に言いたいのは、全部を貯金や投資に回さなくていいということです。自分へのごほうびや、お世話になった人への何か——「使う」お金には、この先ずっと残る価値があります。初任給にしかできない使い方を、どうか削らないでください。

そのうえで、3つに分けてみる

おすすめは、ボーナスの記事でも書いた「使う・守る・育てる」の3分割です。使う=記念と楽しみ。守る=急な出費に備える生活防衛資金の“第一歩”。育てる=未来の自分への仕送り(=NISAなどの投資)。割合に正解はありません。最初は「使う」が大きくて当然です。

順番は「守る」が先、「育てる」は少額から

投資より先に、生活防衛資金(目安:生活費の3〜6か月分)を積み始めるのが基本の順番です。とはいえ、貯まりきるまで投資ゼロでなければいけない訳でもありません。並行するなら、NISAは月3,000円や5,000円のような「なくなっても生活が揺れない額」から。金額の小ささを気にする必要はまったくないです——新社会人の武器はお金の量ではなく、これから続く時間だからです。

最初の給料日に「自動の仕組み」を作ると、一生モノ

いちばん価値があるのは、金額より仕組みです。給料日に、防衛資金の分とNISAの積立分が自動で先に動く設定(先取り)にしておくと、残りは全部使ってOKになります。意志の力に頼らない家計は、社会人1年目の今作るのが一番かんたんです。あとから直すほうがずっと大変。

「同期がやってるから」で始めなくていい

この時期、まわりの「もう始めた」の声が気になるかもしれません。でも、投資は競争ではありません。焦って始めるより、生活のリズムと固定費が見えてから、自分のペースで。数か月遅れたところで、長い時間軸ではほとんど差になりません。私自身、始める前に何日も迷いました。それでよかったと思っています。

この記事に関する、よくある質問

Q.初任給から、いくら積み立てればいいですか?
正解はありません。生活防衛資金の積み立てを先に、投資は月3,000〜5,000円など「なくなっても生活が揺れない額」から始める人が多いです。慣れたら見直せば十分です。
Q.4月に始めないと損ですか?
いいえ。NISAはいつからでも始められ、月の途中でも問題ありません。早いほど時間が味方になるのは事実ですが、数か月の差より「無理なく続く形」の方がずっと大事です。

参照・出典

制度・数値・手数料は変更されることがあります。投資のご判断は、各社・公式の最新情報を必ずご確認ください。

読んでみて「自分は何から始めるタイプだろう?」と思ったら——30秒のスタート診断が、最初の一歩を提案します。
運営者・はる

23歳・社会人1年目。金融の専門家ではなく、実際にNISAで積み立てている当事者として、当時の自分がほしかった情報を、やさしい言葉でまとめています。

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