NISAの基本

NISAとiDeCo、20代は
どっちから始める?違いをやさしく整理

「NISAとiDeCo、結局どっちがいいの?」——お金の話で必ずぶつかる二択です。結論から言うと優劣ではなく性格の違い。20代の目線で、違いと「どちらから始めるか」の考え方を整理します。

NISAの基本読了 約6分最終更新:2026年7月
先に結論

NISAはいつでも引き出せる自由な箱、iDeCoは所得控除が強力な老後専用の箱。人生の変化が多い20代は「まずNISA、余裕が出たらiDeCo併用を検討」と考える人が多いですが、収入や目的によって最適は変わります。

ざっくり言うと、性格が違う2つの箱

NISAもiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)も、税金が優遇されるお得な制度です。ただし性格が違います。NISAはいつでも出し入れできる自由な箱、iDeCoは原則60歳まで開かない、老後専用の箱。この一点が、20代にとって一番大きな違いです。

iDeCoの強み

最大の魅力は、掛金が全額所得控除になること。つまり積み立てるだけで、その年の税金(所得税・住民税)が軽くなります。運用益が非課税なのはNISAと同じで、さらに「引き出せない」ことが強制力になり、老後資金を確実に育てられます。

iDeCoの注意点

裏返しですが、原則60歳まで引き出せません。結婚・引っ越し・転職・学び直し——出費イベントが多い20代には、この拘束は軽くない。また、加入時や毎月の口座管理に手数料がかかり、掛金の上限は働き方によって異なります。

20代は、どう考える人が多い?

一般的には、まず生活防衛資金→次にNISA→余裕が出てきたらiDeCo併用を検討、という順番で考える人が多いです。理由は流動性。人生の変化が多い時期は「引き出せる」こと自体が大きな価値だからです。一方、収入が高めで税負担が重い人ほど、iDeCoの所得控除の恩恵は大きくなります。どちらが上、という話ではなく、目的(自由に育てる/老後に固定する)で使い分けるものです。両方を併用することもできます。

迷ったら

「老後のためだけ」と言い切れるお金はまだ少ない——そんな20代のうちは、NISAで“育てながら考える”のが現実的な入口だと私は思っています(私自身もNISAから始めました)。iDeCoは、収入や生活が安定してきたタイミングで、あらためて公式サイトの最新条件を確認しながら検討すれば遅くありません。

この記事に関する、よくある質問

Q.iDeCoは、本当に60歳まで引き出せませんか?
原則、引き出せません。脱退一時金を受け取れるケースは条件がかなり限定的です。「使うかもしれないお金」はNISA側に置くのが基本です。
Q.NISAとiDeCoは併用できますか?
併用できます。それぞれ別の制度なので、両方の税制メリットを同時に受けられます。無理のない範囲での配分が大切です。

参照・出典

制度・数値・手数料は変更されることがあります。投資のご判断は、各社・公式の最新情報を必ずご確認ください。

読んでみて「自分は何から始めるタイプだろう?」と思ったら——30秒のスタート診断が、最初の一歩を提案します。
運営者・はる

23歳・社会人1年目。金融の専門家ではなく、実際にNISAで積み立てている当事者として、当時の自分がほしかった情報を、やさしい言葉でまとめています。

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