NISAの基本

つみたて投資枠と成長投資枠、
何が違う?使い分けの基本

新NISAを調べると必ず出てくる「つみたて投資枠」と「成長投資枠」。名前はいかめしいですが、違いは意外とシンプルです。買える商品・買い方・使い分けの順に、やさしく整理します。

NISAの基本読了 約6分最終更新:2026年7月
先に結論

2つの枠は「対象商品」と「買い方の自由度」が違うだけで、どちらも同じ非課税の箱の中身。まずはつみたて投資枠の積立から始め、成長投資枠はあとから必要になったときで十分です。枠を使い切る必要はありません。

新NISAには「2つの枠」がある

新NISAの中には、つみたて投資枠(年間120万円まで)成長投資枠(年間240万円まで)という2つの枠があります。合計で年間360万円。同じ「非課税の箱」の中にある、2つの引き出しのようなものです。

違い① 買える商品

つみたて投資枠で買えるのは、長期の積立・分散投資に適していると国の基準を満たした投資信託だけ。手数料が低いなどの条件をクリアした、いわば「選抜済み」のラインナップです。成長投資枠は範囲が広く、上場株式(個別株)や、より多くの投資信託が対象になります(一部、長期投資に不向きなものは除外されています)。

違い② 買い方

つみたて投資枠はその名の通り積立での購入が基本。成長投資枠は積立もスポット(好きなタイミングでの一括購入)もできます。ボーナスでまとめて買う、といった使い方ができるのは成長投資枠です。

よくある誤解を2つ

「成長投資枠=上級者用」ではありません。オルカンやS&P500のような定番のインデックス投資信託は、多くの場合どちらの枠でも買えます。個別株専用の枠ではなく、「自由度の高い枠」と捉えるのが正確です。

「枠は使い切るもの」でもありません。年間360万円はあくまで上限。月1万円なら年12万円で、それで何の問題もありません。枠の大きさに気後れする必要はまったくないです。

20代は、どう使い分ける?

まずはつみたて投資枠で、毎月の積立を淡々と——これが多くの人の出発点です。成長投資枠は「余裕資金をボーナス月に足したくなったとき」「個別株に興味が出たとき」に、あとから使い始めれば十分。なお、非課税で持てる生涯の上限は1,800万円で、そのうち成長投資枠で使えるのは最大1,200万円までです。

この記事に関する、よくある質問

Q.同じ投資信託を、両方の枠で買えますか?
オルカンなど定番のインデックス投信は、多くの場合どちらの枠でも購入できます。つみたて枠を使い切った人が成長枠で同じ商品を積み立てる、という使い方も可能です。
Q.使わなかった枠は、翌年に繰り越せますか?
繰り越せません。年間枠はその年限りです。一方、売却した分の枠(買った時の金額ベース)は、翌年以降に復活して再利用できます。

参照・出典

制度・数値・手数料は変更されることがあります。投資のご判断は、各社・公式の最新情報を必ずご確認ください。

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運営者・はる

23歳・社会人1年目。金融の専門家ではなく、実際にNISAで積み立てている当事者として、当時の自分がほしかった情報を、やさしい言葉でまとめています。

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