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投資の基本
単利 たんり
元本にだけ利息がつく計算方法。増えた分には利息がつかないので、長く運用するほど複利との差が大きく開いていきます。
元本 / 元本割れ がんぽん / がんぽんわれ
元本は、自分が投資したお金そのもの。元本割れは、評価額がそれを下回ってマイナスになっている状態です。投資にはこの可能性が常にあります。
リターン / 利回り りたーん / りまわり
リターンは投資で得られる成果(増減)。利回りは、それを「1年あたり何%か」で表したもの。高いほど期待できる反面、リスクも大きくなりがちです。
リスク りすく
投資の世界では「危険」というより「値動きの大きさ・ブレ幅」を指します。リスクが大きい=上にも下にも大きく動く、という意味です。
ドルコスト平均法 どるこすとへいきんほう
毎月など、決まった金額を定期的に買い続ける方法。価格が高いときは少なく、安いときは多く買えるので、買うタイミングに悩まなくて済みます。積立投資の基本です。
インフレ いんふれ
モノの値段が上がって、お金の価値が下がること。現金のまま置いておくと実質的に目減りするため、投資で備えるという考え方があります。
為替リスク(円高・円安) かわせりすく
外国の資産は、為替レートしだいで円での評価額が動きます。円安だと有利、円高だと目減り。海外に投資するとき避けられない値動きの要因です。
含み益・含み損 ふくみえき・ふくみそん
まだ売っていない状態での、見かけ上の利益・損。売って初めて確定します。日々動きますが、売らなければ損は確定しません。
キャピタルゲイン / インカムゲイン きゃぴたるげいん / いんかむげいん
値上がりで得る利益がキャピタルゲイン、配当や利息でコツコツ受け取るのがインカムゲイン。投資のリターンは、この2つから成り立ちます。
商品・指数
投資信託 とうししんたく
みんなから集めたお金をまとめて、運用のプロが分散投資してくれる商品。1本買うだけで、たくさんの会社に少しずつ投資できます。NISAの積立の主役です。
インデックス(指数) / インデックスファンド いんでっくす
指数は、市場全体の動きを表す「ものさし」(例:S&P500)。それに連動するように作られた投資信託がインデックスファンドで、低コストで分散できるのが魅力です。
アクティブファンド あくてぃぶふぁんど
指数を上回ることをめざして、運用者が銘柄を選ぶ投信。うまくいけば指数超えですが、信託報酬は高めで、勝ち続けるのは簡単ではありません。初心者はまずインデックスが無難です。
基準価額 きじゅんかがく
投資信託の「ねだん」のこと。1万口あたりの金額で表示され、買うときや評価額の計算に使います。毎営業日に1回更新されます。
純資産総額 じゅんしさんそうがく
その投信に集まっているお金の総額。大きくて安定して増えているほど、人気で運用が安定しやすい目安のひとつになります。
ETF いーてぃーえふ
「上場投資信託」のこと。投資信託の一種ですが、株のように市場でリアルタイムに売買できるのが特徴です。
分配金 / 配当 ぶんぱいきん / はいとう
投信が出すお金が分配金、株が出すのが配当。受け取るより再投資したほうが複利は効きやすいです。なお分配金は、利益ではなく元本の払い戻しのこともあります。
時価総額 じかそうがく
会社の規模を表す「株価 × 発行株数」。多くの指数は、時価総額が大きい会社ほど組み入れの比重も大きくなります。
新興国 / 先進国 しんこうこく / せんしんこく
経済が成熟した国が先進国(米・日・欧など)、これから成長が期待される国が新興国(インドなど)。新興国は成長期待が大きい反面、値動きや通貨のリスクも高めです。
インド株の記事を見る高配当株 こうはいとうかぶ
配当利回りが高めの株(やそれを集めた投信・ETF)。定期的な配当(インカム)を重視するスタイル。値上がり益は控えめになりがちで、減配のリスクもあります。
ゴールド(金) ごーるど
金(きん)への投資。株とは違う値動きをしやすく、相場が不安なときの「守り」として一部に組み入れられることがあります。利息や配当は生みません。
レバレッジ(レバナス など) ればれっじ
借りた資金などを使い、値動きを2倍などに増幅させる商品(例:レバナス)。上昇も下落も大きくなり、長期保有では不利になりやすい仕組みもあり、初心者には特に注意が必要です。
債券 さいけん
国や企業にお金を貸して、利息を受け取る商品。一般に株より値動きが穏やかで、株が下がるときのクッション役として組み合わせられます。
為替ヘッジ かわせへっじ
為替変動の影響を抑える仕組み。「ヘッジあり」は円高の影響を減らせますがコストがかかります。「ヘッジなし」が一般的です。
NISA・制度
非課税 ひかぜい
税金がかからないこと。NISAの最大のメリットで、増えた分をまるごと自分のものにできるのが強みです。
つみたて投資枠 / 成長投資枠 つみたて/せいちょう とうしわく
NISAには2つの枠があります。つみたて投資枠はコツコツ積立向けの厳選された商品が中心、成長投資枠はより幅広い商品を買えます。併用も可能です。
仕組みを読むiDeCo(イデコ) いでこ
自分でつくる私的年金。掛金が全額所得控除になる強い節税メリットがある一方、原則60歳まで引き出せません。いつでも引き出せるNISAとは役割が違います。
特定口座 / 一般口座 とくていこうざ / いっぱんこうざ
NISA以外の、税金がかかる口座。「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶと、税金の計算・納付を証券会社が代行してくれて、手続きがぐっと楽になります。
積立・運用のしかた
積立(つみたて) つみたて
毎月など、決まった額を自動で買い続けること。一度設定すればあとはほったらかしでOK。タイミングに悩まず続けられる、王道のやり方です。
スポット購入(スポット) すぽっとこうにゅう
毎月の積立とは別に、好きなタイミングでまとめて買うこと。「スポット買い」とも。ただし買い時を当てるのは難しいので、初心者は積立中心が無難です。
コア・サテライト こあ・さてらいと
資産の組み立て方のひとつ。大部分を安定した「コア(土台)」で持ち、残りの一部で値動きの大きい「サテライト(攻め)」を持つ考え方です。例:コアはオルカン、サテライトでNASDAQ100を少しだけ。
選択肢の地図で見るコア こあ
ポートフォリオの中心・土台になる部分。広く分散した、値動きが比較的おだやかなものを置くのが基本です(例:オルカン、S&P500)。
サテライト さてらいと
コアの周りに少しだけ加える「攻め」の部分。値動きの大きい指数などを、余力の範囲で持つイメージ。入れすぎないのがコツです。
取り崩し(出口戦略) とりくずし
貯めた資産を、将来どう使う(売る)か。一度に売らず、必要な分だけ少しずつ取り崩すのが基本。「毎年4%ずつ」などの目安が知られています。
ポイント還元 ぽいんとかんげん
支払額に応じてポイントがもらえること。クレカ積立では、積立額に対してポイントが付きます。還元率や条件は改定されることがあるので、最新は公式で確認を。
相場・心構え
ボラティリティ ぼらてぃりてぃ
価格変動の激しさのこと。ボラティリティが高い=値動きが大きい。ほぼ「リスク」と同じ意味で使われます。集中型の指数ほど高くなりがちです。
暴落 / 下落 ぼうらく / げらく
相場が大きく下がること。長く投資を続けていれば必ず何度か経験します。こわい局面ですが、積立を止めずに続けられるかが、長期投資の分かれ道です。
狼狽売り ろうばいうり
暴落などで怖くなり、慌てて売ってしまうこと。いちばん下がったところで売る原因になりやすく、長期投資で最も避けたい行動の代表です。
高値づかみ たかねづかみ
価格がいちばん高いあたりで買ってしまうこと。話題になってから慌てて飛び乗ると陥りやすい失敗。積立なら、買う時期が分散されるので避けやすくなります。
利益確定(利確) / 損切り りかく / そんぎり
利益が出ている時に売って利益を確定するのが利確、損失を抑えるために売るのが損切り。長期の積立では、頻繁に売買せず持ち続けるのが基本です。
一喜一憂しない / 長期目線 いっきいちゆう / ちょうきめせん
日々の上げ下げに気持ちを振り回されないこと。投資は10年・20年のマラソン。短期の値動きは、長い目で見れば小さな点にすぎません。
「最高値」に焦らない話を読むIPO(新規上場) あいぴーおー
これまで自由に売買できなかった会社の株を、取引所に公開して誰でも買えるようにすること。話題になりやすい反面、上場直後は値動きが激しくなりがちです。
IPOとの付き合い方を読む言葉が分かったら、次の一歩へ
基本を押さえたら、始め方の3ステップへ。分からない言葉はまたここへ戻ってきてください。